受け身のクライアントがシフトチェンジする瞬間

こんにちは。
最幸の人生をプロデュースする
メンタル・チャクラコーチ大津真美です。
今日は、
受け身のクライアント様がシフトチェンジする瞬間についてお話したいと思います。
このシフトチェンジがわかるのは、私自身がそれを体験したからだと思います。
なので、まずは、その体験談を・・・。
すでに、プロフィールでお伝え済ですが、
大学卒業後、私は、福岡県のとある大きな精神科病院に心理士として就職しました。
心理士が7,8人もいる大きな精神科病院でした。
いろいろあって、母の股関節手術に合わせて退職し、長崎へ帰ってきたのが20代前半。
その後私は、母の看病をしながら、半年間のニート生活を過ごしました。
心をニュートラルに戻す必要があったのです。
その頃の未熟な私は、ありのままの自分を許し、受け入れ、愛することはとても困難でした。
あまりに、理想とかけ離れていたし、醜い感情でいっぱいだったし、できないことやわからないこともたくさんでしたし。
人と比較しては、優越感を感じて安心したり、劣等感を感じて嫉妬したり・・・被害妄想もひどかったです。
そんな中で、そんな自分をまるごと全部、受け止めて、認めて、抱きしめてあげる必要がありました。
でも、一人では無理でした。
どうしたらいいのかわからなかったのです。
私は、とてもラッキーなことに、心理士の同僚がいました。
彼女が、ありのままの私の全てを
「大丈夫。いいんよそれで。」といって、100%受け止め、許し、愛してくれたのです。
それから、私は、
「いいのか・・・これで。こんな私でも大丈夫なんだ」って自分自身を受け止められるようになりました。
少しずつ、心が安定してきて、
「頑張らない自分」でいられるようになりました。
だから、その当時、
「前向きに」「ポジティブに」とか、「成功」とか「願いを叶える」とか、
そう言って、キラキラ前向きに頑張っている人たちが、
ごめんなさい・・・言葉は悪いですが、「うざい」と思っていました。
その時の私には、「癒し」が必要だったんですね。
それから、「頑張らない」ことや「今の自分を認めてあげる」ことが大切で、
「前に進む」ことや「新しい自分になること」は、考えられなかったのです。
マイナスな自分を受け止めて、癒して、大丈夫だよって言ってあげる時期だったのです。
今、ポジティブシンキングや前向きなアファメーションを唱えることが流行っています。
もちろんそれも大切です。
でも・・・
マイナスから、いきなりプラスには、なれないのです。
マイナスからは、一旦0ポイント、ニュートラルポイントを通らないと。
マイナスからニュートラルポイントに戻るまでには、「癒し」が必要です。
また、マイナスな自分、嫌な自分、醜い自分、感情に「YES」「OK」「大丈夫!」「いいんよそれで。」と言って、受け止め、許して、ハグしてあげることが必要です。
誰かに頼る事とか、助けてもらったりとか、素直になって、受身に転じてみる必要があります。
それまで、頑張ってきた方は尚更です。
そうやって、マイナスは、ニュートラル・0ポイントへ向かいます。
そんな時の頼みの綱が、「セラピスト」です。
クライアントが受け止められない、その人自身を、ただただ受け止め、認め、存在をハグすることで、
クライアントは、少しずつ自分を取り戻せます。
醜い自分も嫌な自分も全部ひっくるめて、自分の存在を感じることができるようになります。
ありのままでOK!っと、自然体で存在できるようになります。
そうなると、エネルギーが湧いてきて、元気になってきます。
そして、自然と気持ちが「前へ」と進み始めます。
楽しいことがしたくなるし、
変わりたい!って思って、自分の限界や壁を越えようともがき始めます。
「変わらねば!」ではなく、「変わりたい!」って思えるんです(^^)
それは、進化するための必要なモチベーションになります。
そして、目標ができたり、夢が出てきたりします。
目が、キラキラしてきます。
いろんな人に会いに行って、
他のセラピーを受けたり、趣味を始めたり、セミナーを受けに行ったりします。
全部、クライアント様が、自分で決めて、どんどん自分で前へすすんでいかれるんです。
そのとき、心の中でいつも思います。
「あ、シフトチェンジした!」と・・・
0ポイント・ニュートラルな状態から、プラスへ向かってエネルギーが働き出した瞬間です。
それは、ただただ、幸せな瞬間です。
もちろん、セラピーを利用する回数は、激減します(笑)
でも、それは、セラピストにとったら、勲章ですよね。
セラピストだった私は、
その時、自分の役割が終わったと自覚していました。
それで、時々困ったときのサポートだけさせていただいてました。
つまり、セラピー「卒業」ですね。
クライアント様が、シフトチェンジして、
夢や目標に向かって進み始めた時に必要になるのは、「癒し」ではありません。
「気づき」や必要な「レッスン」や「課題」、そのため「方法」です。
そして、それを提供するのは、コーチの役割だとその当時は思っていました。
・・・・・
ちょっと、長くなってしまいましたね(^^;)
今日は、この辺にして、
続きは、次回、「卒業?それとも・・・」 という題で、お話したいと思います(^^)
メンタル・チャクラコーチ 大津真美
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